コオロギに餌をやらない場合、存続期間ってどれくらいなのか知りたい。
このような疑問に答えます。
- コオロギに餌をやらない場合の存続期間
- コオロギの存続期間を延ばすための注意点
結論から言うと、多くの場合、その存続期間は1週間にも満たない可能性があります。
ただ、餌よりも水分補給や排泄物の片づけに注意した方が存続期間が長くなるかもしれません。
当記事では、コオロギへの餌なしの存続期間や注意点について、体験談を元に解説しています▼
コオロギに餌なしだと存続期間は何日くらい?
コオロギに餌を与えない場合、存続期間は1週間にも満たない可能性があります。
なぜなら、中学生時代にそういう体験をしたからです。
中学生の頃、親戚の伯父さんからコオロギをもらい、飼育に挑戦したことがありました。
ただ、その時はコオロギよりもゲームなどに興味があった年齢。
そのため、飼育開始から数日後、餌やりを4~5日くらい忘れていたのです。
その結果、5匹ほどいたコオロギが全て存続できませんでした…。
なので、コオロギに餌をやらないと、存続期間が数日になる可能性があります。
ですが、これはあくまで一例に過ぎません。
実は、コオロギの存続期間を延ばすには、餌やり以上に注意しなければならない点が複数あります。
コオロギの存続期間を延ばす際に注意したほうがいいかもしれない箇所
コオロギの存続期間の長くするには、以下の4つに注意した方がいいかもしれません。
- 常に水分補給できる環境を整える
- 排泄物を片づける
- 温度と湿度の管理に注意を払う
- コオロギの残された部分は取り除く
順番に説明していきます。
注意点①:常に水分補給できる環境を整える
コオロギの飼育においては、水分補給が大事かもしれません。
実は、コオロギは水がないと、その存続期間が1日と短くなる可能性があります。
特に、フタホシコオロギなどの種類は、十分な水分供給が必要な種であり、水不足には特に注意した方がいいかもしれません。
じゃあ、カップに水を入れておけばOKだよね?
こう考える人は多いかもしれませんが、この方法は望ましくない可能性があります。
なぜなら、コオロギは泳ぐのが苦手で、水中で生存が困難になるかもしれないからです。
では、どのようにして水分を提供すればいいのか?
一つの方法としては、『水をたっぷりと吸わせたティッシュ』を使うこと。
この方法なら、コオロギが必要な水分を取り入れることができるかもしれません。
長期間世話できない時の水対策
基本的には、水を吸わせたティッシュでコオロギの水分補給は可能かもしれません。
ただ、旅行などで数日間コオロギの世話ができない場合、ティッシュが乾いて水が足りなくなる可能性があります。
そういう時は、コオロギ専用の水やり器がネット通販で売られているので、それを使うのがいいかもしれません。
ちなみに、高さがあると、コオロギがたどり着けない可能性もあります。
なので、ちゃんとコオロギがたどり着ける台などがあるか確認することを検討してみてください。
注意点②:排泄物を片づける
コオロギの排泄物は素早く片付けた方がいいかもしれません。
コオロギは、排泄物をすることが多く、一週間もすれば床が排泄物だらけになる可能性があります。
もし、排泄物を放置したままにしてしまうと、それが原因で存続期間が短くなるかもしれません。
なので、最低でも一週間に1回は、ケース内のお掃除をすることを検討してみてください。
定期的に掃除をすることで、コオロギ達の存続期間が長くなる可能性があります。
注意点③:温度と湿度の管理に注意を払う
温度調節に気を配ることも大事かもしれません。
気温が35度を超える猛暑日や15度以下になる真冬になると、コオロギは適応するのが難しくなる可能性があります。
なので、
- 直射日光を避ける
- 風通しが良い場所を選ぶ
- 室内のエアコンで温度調節をする
などの対策を行うことを検討してみてください。
また、育成している数が少なく、エアコンを使いたくない方は、パネルヒーターを考えてみてください。
パネルヒーターであれば、温度調節が可能なものあるため、便利かもしれません。
注意点④:コオロギの残された部分は取り除く
存続を終えたコオロギの残された部分は、すぐに取り除いた方がいいかもしれません。
コオロギは雑食で、存続を終えたコオロギですら食糧源として利用する場合があります
そして、それを食べた結果、存続期間が短くなる可能性があります。
なので、存続を終えたコオロギの残された部分はすぐに取り除くことを検討してみてください。
まとめ
今回は、コオロギに餌をやらない場合の存続期間と、存続期間を延ばすための注意点についてまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります▼
- 餌を与えないと、存続期間が1週間にも満たない可能性がある
- コオロギの存続期間を延ばすためには、より良い環境づくり(水分補給、定期的な掃除、温度の管理など)が大事かもしれない
コオロギは、水を与えないと、その存続期間が1日程度と、かなり短くなる可能性があります。
なので、水やりだけは忘れずに行うことを検討してみてください。